住まいの構造を理解した上で,耐震性・省エネ性,バリアフリー対応など将来の備えも考慮しましょう。
事業者選びは,リフォーム成功への最大のポイントです。
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相見積りをする
最初は3~5社程度をリストアップ。複数の事業者から見積りを取る「相見積り」で比較検討して最終的に1社に絞り込む。
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事業者の確認-1
事業者の住所を確認。事業所と現場の距離は来るまで1時間以内が目安。対応がしっかりしているか,実際に行って確かめる。
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事業者の確認-2
リフォームについて経験豊富で実績のある事業者で,資格を持ち,専門業者の団体等に加盟している。
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事業者の実績
依頼する工事内容が事業者の得意分野で,これまでの実績を喜んで見せてくれるところが最適。
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管理・保証
自社内に施工管理の体制があり,工事保証など施工後のフォローも十分に行っていれば,工事後も安心できる。
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明朗会計
明朗会計が一番。内訳明細がきちんと書かれた見積書でなければ,誠実な事業者とはいえない。
不明な点は納得がいくまで確認
相見積りをとるときのポイント
各事業者に同じ条件・
希望を正確に伝える。相見積りをとることを
事業者に伝える。提示された見積りを他の
事業者には見せない。
相見積りのチェックポイント
指定した製品が記入されているかなど,
見積り内容が,条件・希望に合っているか。項目ごとに材料や人件費などが
出ているか。単価がわかりにくく「○○工事一式」の
ものは要注意。総額だけを比較するのではなく,
工事内容もチェック。
契約時の確認事項
必ず契約書を取り
交わす。工事金額,工期,引渡し
時期などを確認。トラブルが生じたときに
必要な約款の規定を確認。
契約書のチェックポイント
工事内容 | 図面や仕様書のチェック |
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工事期間 | 工期の無理はないか。 |
工事金額 | 最終見積との相異はないか |
支払い方法 | 打ち合わせた支払期日・金額と相異がないか |
引き渡し日 | 引き渡しが遅れた場合の保証について |
保証 | 事業者が倒産した場合の履行保証などについて |
契約解除の条件 | 契約解除の条件について |
工事の変更 | 打ち合わせ通りの工事が困難な場合について |
瑕疵がある場合の責任 | 瑕疵責任の範囲と期間について |
工事期間中のチェック事項
着工前は近隣への挨拶を
忘れずに。現場を見学し,進捗状況を
確認。工事内容の変更・追加が
あったときは書面で確認。
工事完了後のチェック事項
引渡し前に工事内容や
使い方などを確認。竣工検査は事業者と
ともに行う。工事完了確認書を
取り交わし,きちんと保管。